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発酵が好きな理由と、酒粕を使ってスキンケアを作った理由。

和食が好きです。
甘味、塩味、旨味。様々な味付けが複雑に織り混ざって、それが一つの料理となり、美味しいと感じさせるなんて、和食の奥深さを感じずにはいられません。
お味噌汁なんて特にそれを感じる一品で、食べる度に日本人でよかったと思うほどです。

しかも、美味しい食事ではなく、しっかり身体にとって大切な栄養分を摂取できるから。
先人達の知恵には脱帽です。

和食を細かく噛み砕いていくと、味噌、醤油、味醂、酢などの調味料に辿り着きます。それぞれ菌や微生物を経て出来上がっている調味料なので、日本という土地は昔から、菌や微生物と共存していたことがわかります。
遥か昔から微生物の力を活かしていたことに驚きです。現代の方が技術が発展しているにも関わらず、様々なことが便利になっているが故に退化していっているのではないかと考えさせられます。

小さい頃から和食が大好きだった私は、発酵食品の魅力に気づいたときから積極的に発酵と向き合ってきました。

いつかは大好きな発酵を使ってお仕事をしたいな、とやんわり思っていたのですがスキンケアを作るとは考えてもいませんでした。

日本人だから、酒粕や麹のスキンケアは合うだろうと市場に売られている物を使ったことがあるのですが何を使っても肌に痒みや赤みを起こしてしまい、スキンケアとしては合っていないんだと、思っていました。

しかし、その炎症反応は麹や酒粕が原因ではなく、大量に使われている防腐剤が原因であったことに後々気がつきました。スキンケアとして使っても発酵するので多く入れれば入れる分、防腐剤も倍量に使わないといけません。しかもパラベンを初め、旧表示指定成分に記載されているものも使われているため、肌ダメージを起こしてしまう可能性が高いだけでなく、身体にも影響があることが一部の論文でも発表されています。

せっかく、綺麗になるために使っているのに、身体を害してしまっては意味がない!

肌にとっても身体にとっても安心安全で、肌のくすみやシミや美白に特化したスキンケアを作りたい。
どのような物を使うか防腐剤も抑え刺激が少ないものにすれば自分や肌が弱い方にも使えるのではないかとそう考えた時から、発酵で美白に特化したスキンケアを作ることを決意しました。

当初は麹を使う予定でした。
絶対ここの酒蔵さんの麹を使いたい!!と心に決めていた酒蔵さんに直談判した際に昨今の米不足の影響で麹は日本酒作りに回す分しかないと。それはすぐに引いたのですが酒粕ならというご提案があり、酒粕スキンケアも日本伝統の美容のため、玄米酒粕を使用させていただくこととなりました。

玄米は白米よりミネラルが豊富なため、エキス抽出でもその栄養が絞り出されるだろうと思っていました。

OEM会社も石油由来の物を一切使用していないOEM会社を選定しています。

自分が作った、化粧水と乳液を朝晩毎日使っているのですが、徐々に肌のくすみが消え、透明感がアップしたように感じます。気になっていたシミも少しずつ薄くなってきて、ファンデーションをやめれました。

日焼け止めを塗るのが元々苦手ではあるものの、焼けるのはいやだなと思っていたのですが、焼けて赤くなったところに化粧水を振ると、赤みが消えて、日焼け止めを塗らないことも怖くなくなりました。

酒粕にはメラニンを作るチロシナーゼを抑制する働きがあるため、毎日使用することでターンオーバーが促進され肌に蓄積していくと考えられます。

紫外線やファンデーションを塗ると、強い成分が入っているだけでなく、落とすためにはオイルクレンジングを使わないといけず、オイルが必要な油まで落としてしまうことで乾燥してしまいます。
しかもファンデーションは化学由来のものが大半です。肌にラップ一枚を密着させてしまっているようなものなので、毛穴が詰まりやすく、肌呼吸が十分にできないことも、皮膚へのダメージが増加してしまう要因だと考えられます。

肌を綺麗に保つためには腸内環境が大切でと最近耳にします。
私もそれに同感です。
しかし、直接肌に塗るものは気にしているようで、強い成分のものを使っている気がしてなりません。
内部環境を整えるならば、外部環境も肌や身体にとって優しいもので整えるもの選択の一つになっていただける方が増えたら嬉しいです。




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